内閣総理大臣(民主党) 鳩山由紀夫「敵基地攻撃は合憲」

昭和31年02月29日 参議院 予算委員会

[273] 内閣総理大臣 鳩山一郎

飛行機でもって、日本に侵略してくる飛行機の基地は粉砕してもいいというようなことを、無条件に船田君が言うはずがない。これは条件があって、どうしてもその飛行基地を粉砕しなければ、そこに飛んで行かなければ、日本の防衛ができないというような場合には、その基地を侵略してもいい、(発言する者者多く、騒然)

侵略というのは、攻撃してもいいという意味であります。(「明確に取り消せ」と呼ぶ者あり)


昭和31年03月01日 衆議院 内閣委員会

[088] 内閣総理大臣 鳩山一郎

わが国に対して急迫不正の侵略が行われ、その侵害の手段としてわが国土に対し誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨であるということは、私どもは考えられないと思うのでありまして、そういう場合にはそのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、たとえば誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であるというべきものと思うのであります。


平成22年03月23日 参議院 予算委員会

[027] 内閣総理大臣 鳩山由紀夫

敵地攻撃能力というものを持つことは、私は、それをすべて憲法違反だということではないと、これは昭和31年の鳩山内閣のときの見解でありまして、それはそのまま今日まで生きていると思っております。

それはしかし条件がありまして、それ以外の手段が全く見付からないというときでございます。(中略)

憲法というものに違反しているという考え方を持っているわけではありません。

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